サンリオ健康保険組合の特定健診・特定保健指導
特定健康診査とは
特定健康診査(特定健診)は、内臓脂肪型肥満に着目した、生活習慣病予防のための保健指導を必要とする人を選び出すための健診です。
健診項目には、内臓脂肪の蓄積状態をみるために腹囲の計測が追加されるなど、特定保健指導の対象者を的確に抽出するための検査項目が導入されています。
特定健診の結果をもとに、内臓脂肪蓄積の程度とリスク要因の数に着目して、リスクの高さに応じて、レベル別(「動機付け支援」・「積極的支援」)に特定保健指導の対象者の選定を行います(階層化)。
- 参考リンク
1.対象者
年度末(翌年3月31日)現在で40歳から74歳までの被保険者及び被扶養者
2.被保険者の特定健康診査
人間ドック時に行ない、健診データは、契約医療機関から直接受領します。
契約医療機関以外での受診者については、補助金支給申請の際に健診結果表の提供を受けます。
3.被扶養者の特定健康診査
被扶養者の特定健康診査は、健保組合の保健事業として、生活習慣病健診時に行ないます。
健診データは、契約医療機関から直接受領します。
契約医療機関以外での受診者については、補助金支給申請の際に健診結果表の提供を受けます。
特定保健指導とは
特定保健指導は、階層化により「動機付け支援」「積極的支援」に該当した人に対して実施されます。
特定保健指導の目的は、対象者が自分の健康状態を自覚し、生活習慣の改善のための自主的な取り組みを継続的に行うことができるようにすることにあり、対象者が健康的な生活に自ら改善できるよう、さまざまな働きかけやアドバイスを行います。
- 参考リンク
-
特定保健指導の内容
保健指導担当者と生活習慣改善について相談し、改善計画を立てます。
目標に向かって各自、取組みを行います。- 【積極的支援】
- (1)初回面接を実施します
- (2)(3)までの間に、3か月以上継続した支援をします
- (3)3か月以上経過後、成果を確認します
- 【動機付け支援】
- (1)初回面接を実施します
- (2)(3)までの間に、随時支援をします
- (3)3か月以上経過後、成果を確認します
- 【積極的支援】
-
特定保健指導の実施方法
健康保険組合が委託している健康診査実施医療機関及び委託事業者等が実施します。
健康保険組合に特定健診の結果が届き次第、個別に案内をお送りします。
案内に従い、必ず受けてください。
費用は、健康保険組合の負担です。
個人情報の保護
当健保組合は、サンリオ健康保険組合個人情報保護管理規程を遵守します。
当健保組合及び委託された健診・保健指導機関は、業務によって知り得た情報を外部に漏らしません。当健保組合のデータ管理者は、常務理事とし、データの利用者は当組合の職員及び委嘱する医師、保健師等に限ります。
外部委託する場合は、データ利用の範囲・利用者等を契約書に明記します。
個人情報の保護についてはこちらをご覧ください。
- 参考リンク
オンライン資格確認等システムによる特定健診情報の提供について
当健康保険組合は、オンライン資格確認等システムを導入しています。このシステムの機能の1つとして、当健康保険組合に加入する前に加入していた保険者(旧保険者)において実施された特定健診の情報を、当健康保険組合に提供することが可能となっています。
特定健診情報の提供にあたっては、オンライン資格確認等システムを用いて提供を受ける場合に限り、加入者の同意を得ることは不要とされていますが、旧保険者で実施された特定健診情報の提供を希望されない場合は「不同意申請書」の提出をお願いいたします。
- 参考リンク
実施計画書
特定健康診査実施計画書はこちらをご覧ください。
当組合の計画書 | 第四期 特定健康診査等実施計画 |
---|
Column
- まずは健診を受けましょう!
75歳以上の人を対象とした後期高齢者医療制度に、各医療保険者は「後期高齢者支援金」を拠出しています。この支援金額は、特定健診・特定保健指導の実施率に加え、特定保健指導の対象者割合の減少幅等、複数の指標により評価され、加算・減算されます。加算・減算率については2020年度までに最大で法定上限の10%まで段階的に引上げられます。
被保険者および被扶養者のみなさんが健診を受けることが、健保財政に影響を与えることになりますので、日頃の健康的な生活習慣を実践するとともに、年に一度は必ず健診を受けてください。
- 参考リンク
- 参考リンク